チームの野球理論 新一年生 ある日突然伸びる時期
edit 2019.05.14

野球心水口です。

現在、水口は各地域でも野球を教えていますが

兵庫夙川ボーイズのアドバイザーも

やっております。

 

4月に入部してきた新一年生。

バッティング・守備・ピッチング・走塁(走攻守)

出来ている選手・出来ていない選手

 

指導者の腕の見せ所ですね。

 

このチームでは、この言葉を最初に

言ってます。

 

中学3年の夏になれば、みんな同じぐらいの体格になり

スイングスピード・走力・パフォーマンスは同じレベルに

なるよと。

 

しかし、体は大きくなっていっても

野球の知識は、勉強しないと差が出るよと

 

 

この3年間は、いろいろな意味で大切な時期ですよね。

 

 

では、新一年生に何を最初に伝えるのか?

 

興味津々にチームに入ってきた子供たちは

スポンジのように驚くほど野球の知識を吸収します。

 

この時期に、今はできなくても頭で理解させる。

すると体力がついて来たら自然と出来るようになる。

 

 

頭で理解させる野球理論

私だけでは、到底チーム全員に伝えることはできません。

チームの指導者全員が1つの理論に対して

 

ぶれることなく

 

選手達に伝えることで、中学3年時には、

花が咲くでしょう。

 

実際そうやってチームも結果が出ています。

 

しかし

山あり谷あり

 

現在チームの監督も、

2年生いい感じになってきてるんやけど

 

この時期、勝てんわーと

 

つぶやいていたらしく

 

コーチの武田が、今の3年生もこの時期

全然勝てませんでしたよ。

 

といっていました。

 

時期によって突然伸びる時期があります。

このことが起きる前提には、毎日毎日

コツコツとやってきた選手が突然

 

あっ

これか!

 

と思う時があります。

これがある日突然伸びる現象です。

 

日頃やってない選手には

残念ながら起こりません。

 

日頃の練習皆さん頑張ってください

 

分からないことがあるときは

指導者に質問してください。

 

そのためにコーチがいるわけですから。

 

チームの野球理論

この理論を作ることは大変な作業ですが

これができると、チームは強くなると信じてます。

私たちも、いろいろな分野から指導論を

吸収するように心掛けてます。

しかしスポンジのようにはいきませんね!

 

野球はこれでいいということは一切ありません。

おっさんになっても勉強の日々が続きます。

 

どうしてか?

 

子供たちが、必死にどうしたら野球がうまくなるか

考えている

 

サポートをするためです。

 

やはり子供たちの満点の笑顔がみたいですよね。

 

 

 

 

 

 

カテゴリー
この記事をシェアする
検索フォーム

プロフィール

水口栄二(みずぐち えいじ)

松山商業高校から早稲田大学人間科学部スポーツ科学科に進学。松山商で主将として1986年の夏の甲子園で準優勝に導く。この大会で、大会安打最多記録の19安打を記録。未だにこの記録は破られていない。早大では1年生のときから遊撃手のレギュラーを獲得し、4年生時には第80代主将としてチームを15シーズンぶりのリーグ優勝に導いた。

ドラフト2位で近鉄バファローズに入団。2007年の引退まで主に二塁手として活躍。2001年の大阪近鉄バファローズの12年ぶりのリーグ優勝では、不動の2番セカンドで貢献した。粘り強いバッティングが持ち味だが、僅差の2位で迎えた9月17日の対西武戦での松坂大輔からの決勝打や、同年の日本シリーズ第2戦の同点ホームランを放つなど、ここ一番に強いプレーを見せた。2006年に1500試合出場を達成。

引退後は打撃コーチとして、坂口智隆・T-岡田・バルディリスなど数々の選手をオリックス・バファローズに欠かせない戦力に成長させた。

コーチ退任後、有料会員制の野球教室「水口栄二の野球教室 野球心」を開講。少年野球チームや個人への出張指導、トレーニング器具開発にも乗り出している。

最近の投稿
カテゴリ一覧
アーカイブ

シェアする
トップへ戻る